やわらかロボ! ゲルハチ公
やわらかロボ! ゲルハチ公
人が触りたくなる「新しいコミュニケーションの創出」をテーマとし、「やわらかロボ! ゲルハチ公」を作製した(2019年9月)。
「やわらかロボ! ゲルハチ公」は、渋谷のシンボルの一つである「忠犬ハチ公像」を、SMRの技術を用いプロデュースしたものである。
やわらか素材を頭部・前足部に配置し、ずっと触りたくなるポジティブな感情の創出を目指した。複数の触覚センサ(頭部)、カメラ・マイク(前面部)を搭載しており、これら情報をもとにAI(人工知能)感情解析を行うことで、鳴き声、振動、発光により、各種表現を行うことができることも大きな特徴である。
今回作製した「やわらかロボ!ゲルハチ公」は、山形県鶴岡市に所存する渋谷ハチ公像の試作品である「鶴岡ハチ公像」を模倣した。また、超福祉展2019(渋谷)、国際ロボット展 2019(東京ビッグサイト)、TCT展2020(東京ビッグサイト)に、「やわらかロボ!ゲルハチ公」の展示を行っており、実際に触っていただいた方々から多くの好評を得ている
クラゲロボ
配管ロボット
配管ロボット
建物の中に敷設された、水道管やガス管などの配管は、複雑な形状をしており、定期的にメンテナンスする必要がある。そのメンテナンスのためには、これらの配管の立体的な図面を製作し、かつ修復が必要な箇所を特定する必要がある。このような目的のために、ソフトマターで構成された配管ロボットの研究が進められている。この配管ロボットは、偏心重りの付いたモータで柔軟な繊毛を振動させ、その繊毛の変形により、配管の内側を押し、その反作用で前進するという機構を有する。これは、山形県内の企業である弘栄設備工業株式会社との共同研究であり、東京ビッグサイトにおける国際ロボット展2019で展示を行い、好評を得ている。
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